Drifterで使用しているナイロン / ポリエステル生地について
About Drifter's Nylon / Polyester Materials
ナイロンといえば何となく服やバッグに使われている“シャカシャカ” 音がする“テカテカ” した生地を連想する方も多いと思いますが、一口ににナイロンと言っても生地の厚みや特性の違いから、実に様々な種類が存在します。
そんな疑問を解消するべく、ここではDrifterで主に扱われているいくつかのナイロン生地の特徴を簡潔にご紹介いたします。

耐久性と軽量性、柔軟性を兼ね備えた合成繊維生地
420デニール パッククロスナイロン
420デニールのパッククロスナイロンは、耐久性と軽量性を兼ね備えた合成繊維生地。デニール(D)は糸の太さを表し、420Dは中程度の厚みと強度を持つ素材。表面に防水・撥水加工が施しており、バッグ、アウトドア用品、アパレルの補強材などに広く使用されます。摩耗や引き裂きに強く、適度な柔軟性を持っているため、さまざまな用途に適しています。
※『パッククロスナイロン』と『ポリエステル』の同型商品は、当オンラインストアでは生地の性質に類似性があるため便宜上、同一商品ページ内で展開(分別の表記あり)しております。
▼ 対象アイテム ▼
420D Pack Cloth Nylon Collection

過酷な環境での使用に適した厚手のナイロン素材
1000デニール コーデュラナイロン
インビスタ社が開発した特殊なナイロン素材。パッククロスナイロンよりも優れた強度と耐久性を持っており、1000Dの厚みは特に頑丈。パッククロスナイロン同様に表面に防水・撥水加工が施されており、ミリタリー用品、タクティカルギア、バックパック、ワークウェア、アウトドア用品など、過酷な環境での使用に適しています。また、引き裂きや摩耗に強く、長期間の使用にも耐える素材です。
▼ 対象アイテム ▼
1000D Cordura Nylon Collection

一般的なナイロンの4〜5倍の強度を持つ最上級のナイロン
1680デニール バリスティックナイロン
バリスティックナイロンとは、アメリカのデュポン社が軍用に開発した通常のナイロンの4〜5倍の強度を持つと言われている、非常に高い耐久性を持つ繊維です。Drifterでは1680Dのものを採用。名称に“Ballistic(弾道の)”と用いられている通り、負荷のかかる高機能の衣服やワークウェア、ビジネスバッグやアウトドア用品はもちろん、軍用品や防弾・防刃チョッキなどに採用されるなどその強度や耐久性において最上級のナイロン素材となります。
▼ 対象アイテム ▼
1680D Ballistic Nylon Collection

昇華プリントに適した軽量な合成繊維の生地
600デニール ポリエステル
ナイロン同様、耐久性と軽量性を兼ね備えた合成繊維の生地。ポリエステル素材は耐水性・耐候性に優れ、カビや紫外線による劣化にも強いのが特徴。さらにナイロンでは難しい「昇華プリント」に適しており、Drifterで人気のLEOPARD(レオパード)プリントなどはこの方法でプリントしてます。
※『パッククロスナイロン』と『ポリエステル』の同型商品は、当オンラインストアでは生地の性質に類似性があるため便宜上、同一商品ページ内で展開(分別の表記あり)しております。
昇華プリントとは?
昇華プリント(サブリメーションプリント)は、特殊な昇華インクを使い、熱と圧力を加えてインクを気化させ、生地の繊維に染み込ませる方法。このプロセスでは、インクが繊維と結合する必要があるため、ポリエステル(PET)やポリエステル混紡素材が最も適しています。
・ポリエステル繊維は昇華インクと結合しやすいため、発色が鮮やかで耐久性が高い。
・コットンやナイロンはインクと結合しにくいため、発色が悪く、洗濯で色落ちしやすい。

パッカブルに適した超軽量ながら高い引き裂き強度を持つナイロン生地
70デニール リップストップナイロン
非常に軽量でありながら高い引き裂き強度を持つナイロン生地。「リップストップ」とは、生地に格子状の補強繊維が織り込まれ、万が一裂けてもそれ以上の広がりを防ぐ構造のこと。70Dは薄手でしなやかさがあり軽量なため、ウインドブレーカー、レインウェア、アウトドアギア(テント、タープ、バックパックのライニング)、パラシュート、スポーツ用品などに幅広く使用されております。また、耐水・撥水加工と背面のPUコーティング加工で、防水性や耐候性を向上させております。
How to fold bags
バッグの折りたたみ方
Drifterのリップストップナイロンアイテムはその生地の薄さを利用してすべてパッカブル機能付き。インナーに付属のZIP / オープンポケットに本体を折りたたんで収納することで、手のひらサイズに小型化できます。

1. バッグの中身をすべて取り出します。

2. インナーポケットを裏返します。(裏返すとブランドタグが表側になります)

3. インナーポケットの横幅に合わせて、バッグ本体を3つ折りにします。(この段階でナイロンストラップ等もこの幅にキレイに収めておくとこの後簡単に収納できます)

4. そのままさらに3つ折りにしてポーチに丸め込むようにして収納します。(※アイテムの大きさによっては4つ折りでも可)

5. 本体を収納したら最後にZIPを閉じれば完成。手のひらサイズのポーチに様変わりです。
▼ 対象アイテム ▼